正絹の洗い方・クリーニング

着物は化学繊維のものであれば自宅の洗濯機で
カンタンに洗えるのですが、正絹の着物もクリーニングに出さずに
自宅で洗えないのかと思い、いろいろ調べてみました。

調べてみたら、正絹の種類のひとつに
「ウォッシャブルシルク」という正絹がありました。
ただ、着物に使われることはほとんどないようで
販売しているお店を見つけられませんでした。

着物では見つかりませんでしたが、肌襦袢に
使用されている商品は見つけることができました。
価格がかなり割高になりますが、肌が弱い人や
肌触りにこだわる人が購入しているようです。


ウォッシャブルシルク
肌襦袢&裾除けセット

「ウォッシャブルシルク」の洗い方をカンタンに説明すると
おしゃれ用洗剤(絹可)で洗濯機の手洗いモード(弱流)で、
ネットに入れて軽く洗います。
脱水も軽目にかけて、陰干ししてアイロン仕上げをします。

「ウォッシャブルシルク」ではなく、着物に使われている
正絹の洗い方をないか調べてみましたが、やはりクリーニング店などの
専門店に頼むのが一番安心で自宅で洗うのは一般家庭では難しいです。

昔の正絹の着物を洗濯していた頃は「洗い張り」というやり方が
一般家庭でも行われていました。

「洗い張り」のやり方は、一度すべての糸をほどいてから洗い、
生地をのばして板に張って乾かして、着物を縫い直していました。

これを読んだだけでもわかると思いますが、普通の家庭では
「洗い張り」は無理ですよね。

他にもいろいろと着物の洗い方を調べましたが
着物ではなく、スカーフなどのシルクの洗い方もありましたので
覚書として書いておきます。
ここでの洗い方を試す場合は自己責任でお試しください。

●古着物の生地の洗い方

・着物の縫い糸をすべて取り除く
・シルク用の洗剤で、やさしく手洗いする
・正絹は色落ちするので、洗うのは5分程度でやめる
 ※色が写るので違う色の着物は一緒に洗わない
・キレイな水ですすぎ洗いをして、陰干しにする
・生乾きのうちに取り込み、アイロンをかける
 絞りの生地は干す時に形を整え、アイロンがけはしない
 形を整える際にはあまり強く引っ張らないようにする
・着物を縫って仕立てる

高価な友禅や、色使いが多い着物、刺繍が施されている
着物の場合は着物専門店にクリーニングに出す事をオススメします。

●シルク衣服の洗い方

シルクは摩擦に弱いので、洗濯機で洗ったりしないで
手洗いでゴシゴシと揉まないで、やさしく押し洗いをして
そのまま吊るして乾かします。

シルクの光沢がなくなってきたら、手洗いで干した後に
アイロンを綿素材に使うよりも少し低い温度で、裏から軽く当てると
キレイな光沢が出て、生地の質感が戻ります。

・手洗いをして、陰干しをする
・洗濯時に「酢」と入れると色落ちが緩和されます
 「酢」の量は洗面器に大さじ一杯程度
・光沢がなくなってきたら、アイロンを当てる
 アイロンを当てるときは生地の裏から、軽く円を描く感じで。

●シルクスカーフの洗い方

大きめの空き瓶(インスタントコーヒーなど)に
たたんだスカーフを入れて30℃くらいのお湯と洗剤を
適量入れて、やさしく振り洗いします。

お湯の温度は30℃くらいがシルクの縮みを抑えて
汗や脂肪を落とす適温といわれています。

お湯や水を入れ替えて、すすぎをします。

すすぎが終わったら、脱水をせずにハンガーにかけて
陰干しします。

生乾きの状態になったら、形を整えながら
あて布をあてて低温でアイロンをかけます。

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